2007年05月22日

お久しぶり。

先週は、スタッフの研修のためにお休みしていた
NPO法人うてぃーらみや主催の子育ちわらべうた“月の庭”。

2週間ぶりの今日は・・・・。

新しい参加者も加わり、集まった親子はなんと親子20組。
そろそろキャパシティの限界に来ておりますガ−ン



これだけ、月の庭のわらべうたを楽しむ輪が広がっていくとは
正直、思っていませんでした。
こんなに物質的なものに溢れていて、奇抜な色や形のキャラクターが蔓延していて
そしてあらゆる子育て情報や方法論が錯綜しているのにもかかわらず、
特別なグッズも音響機器も何にも入らない素朴で一見地味なわらべうたを
若いお母さん達が求めて、集まってくるなんて、ちょっと不思議です(笑)。

でもそれは、わらべうたを通して、実際の子どもたちの様子が
母親自身の何かが、そして親子の関係が、
じんわりと柔らかく変化していく実感を感じとっているから、
・・・なのかもしれません。





0〜3歳の小さな人たちが、こんなに小さなスペースに
こんなにたくさん集まっても、ちゃんとママのお膝に座って
お話しをじっくり聞いてくれることは、とても難しいことだけど、
でも、とても大切なことだと思います。




初めて“月の庭”に参加したときには、なかなかそれができません。
特に、体が自由に動くようになった1〜2歳前後の子達は
すぐ、おもちゃに目がいったり、お外のお庭の方に興味がいったり、
なかなか輪の中に入っていくことができなかったり、座ってることができなかったり
あそびが持続しなかったり・・・・。
なんでウチの子は・・・?と落ち込むママもいるかも知れません。
でも、それにママ自身がめげてしまうのではなく、
根気よく、向き合うこと、通い続けることによって、
次第にママ自身も心が解放され、委ねられるようになると
子どもたちも安心して座っていたり、
輪の中に身を投じることができるようになるのです。
そこまで、こぎ着けたらしめたモンです(笑)。

あったか〜いものがす〜っと毛穴から流れ込んでくるような心地よさ。
DNAレベルで私達が先祖から受け継いできた記憶が蘇ってくる、

親子揃ってこんなに心地いい時間と空間はそう作れるモンではありません。

それが、グッズや音響機器を頼らない、人から人へ、手から手へ、綿々と命から命へ
受け継がれてきた、わらべうたの“底力”です。

こうして、
わらべうたの素晴らしさを熱く語った後に言うのもなんですが・・・・。

キャパシティ上、みんな来てね〜!て言えないところがちょっと辛いトコです。
“月の庭”では、特に定員は今のところ設けていませんが、
てぃ〜だの家のスペースでは20組が残念ながら限界といったところですかね?
駐車場も今日は、てぃ〜だの家の敷地&前の原っぱは車で埋め尽くされました。
できるだけ、便乗してきていただくととっても助かりますので、
お友だち同志の方々は、今後とも是非ご協力下さいね。

というわけで“月の庭”についてのお願い・・・・↓
__________________

今後、新規に参加を希望される方、
または、お友だちを新たにお誘いされる方は、
予め、うてぃーらみや事務局(886-5083)まで、ご連絡下さいね
__________________

駐車場や場所の問題も生じてくるので、是非ともお知らせいただければと
思います。よろしくご協力下さいませ。

★お知らせ★
琉球放送テレビ夕方に放映されている“気ままにロハススタイル”に
うてぃーらみやの活動(手玉遊び)が紹介されています。
今週の月〜金の夕方6時50分だったかな?毎日5分間ぐらいですが放映されます。
是非、見てくださいね〜。


さてさて、本日の“月の庭”を見学にいらして下さったお客様。
(とは言っても、到着されて時は既に修了後でしたが・・・・ガ−ン

お客様達は富山県より来沖中、
うてぃーらみやと同じ、NPO法人として活躍されていた“エフサイト”のお二人さん。
http://www.f-site.jp/
いろいろな業界のプロの方々、アマチュアの方々が力を出し合って舞台や映画などを製作し、
人と人との関わりを重んじながら表現活動をされているNPO法人なのらしい。

今回は沖縄を舞台に製作された“風之舞”という映画を引っさげての上陸なのだそうだ。
詳しくはご参照下さい。↓
http://www.f-site.jp/kazenomai/index.html

その映画の製作総指揮・脚本を担当された稲林さんと花田さんが熱くお話し下さいました。

↓稲林さんのメッセージをHPから、ちょっと抜粋させていただきますね。

________________

私たちはこう感じるのです。今の日本が失いかけている大切な何かが、
沖縄にはしっかり根付いていると。
沖縄芸能に見る「伝統」と「進化」との共存、スポーツ選手のめざましい飛躍、
「人」が「人」に集まる魅力 etc。

今回の映画製作では、そのルーツを肌で感じ、「大切な何か」の答えを
見つけたいと思っています。
そして、映画製作を通して、沖縄から学んだものを全国に向けて
発信せねばいけないと考えております。
__________________

稲林さんのお話しの中で、
形や手段は異なっていても、うてぃーらみやの設立の思いと
何か共通する確信みたいなものがあるのかな〜って、直観的に感じました。
ので、今後ご縁がありましたらコチラでも
映画の上映を企画できたらいいなと思いました^^
稲林さん、花田さん、道に迷いながらもてぃ〜だの家までお越し下さり
ありがとうございました。また、遊びにいらして下さいね!


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