2010年05月30日

大切な一冊。

週刊ほ〜むぷらざさん、
てぃ〜だの家やまんまん屋あ〜、うてぃーらみやなど
たびたび取材してくださり、とてもお世話になっています。

今回も、ご縁をいただいて
ちょっとだけ載せていただきました。

5月27日発行の「エンタメ」ページのおすすめ本のコーナーです。
私のおすすめ本について、書かせていただきました。

私が紹介させていただいた本はコレです。

大切な一冊。

大学生の頃に出会った本なので
もう、かれこれ20・・・、おっと、歳がバレちまいますネ。
とにかく長いこと、手元に置いてある大切な本の一つです。

私が持っているのは、古いので、今は表紙が違うみたいですが・・・。
著者はレイチェル・カーソンですが、上遠恵子さんの翻訳です。
翻訳本って、意外と日本語としてスムースに読める本
少なかったりするんですよね。
上遠恵子さんの翻訳は、とても美しい日本語の表現で、
ココロにス〜ッと吸い込まれるような言葉が並べられていて、
読んでいてとても心地よく、大好きです。
もちろん、原文がすばらしいのもあると思いますが、
訳本もすばらしいです。

1時間ぐらいで読めるから、
もう、何十回も読み返していると思います。

有名な本なので、既にご存知の方も多いと思いますが、
まだの方は、是非、読んでみて下さいね。

以下、ほーむぷらざに掲載していただいた文章です。

________________________

子ども達と浜辺や森を歩くのですが、
そこで出会う様々な生き物や植物の名前を私はあまり知りません。
大人よりはるかに地表に近い子ども達は、小さな世界を直ぐに発見し、
目を輝かせて生命と戯れます。
私はいつも、子ども達の豊かな感性に驚かされ、
感動を分かち合う事しか術はないのです。
 しかし、レイチェル・カーソンは、
『「知る」ことは、「感じる」ことの半分も重要でない』ことを
裏付けてくれました。
海洋生物学者であり、環境汚染の実体にいち早く警鐘を鳴らした
『沈黙の春』の著者である彼女の遺作となったこの本では、
彼女が生涯に渡り、幼い子どもの様な瑞々しい
「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を
持ち続けていたことが伺えます。この本を読めば、梅雨空の下今すぐ、
子どもとお散歩したくなっちゃいますよ・・・。

________________________


文字数の制限があるため、
十分本のご紹介は出来ていませんが、
でも、とってもオススメなんですよ。
子供を持つ親だけでなく、自然を愛する人ならだれでも
自分の経験と重ね合わせて、レイチェルの豊かな感性と
表現が瑞々しく感じ取れるはずです。

私も、この本を読むたびに、
その一節一節に書かれている体験が、自分の幼少の頃の原風景と重なり、
その時に嗅いだ雨の匂いや森の匂いさえも、蘇ってきます。

部屋で、赤ん坊が寝てる横で寝転がって
パラパラめくりながら走り読みしても、
ちょっと森の小径をお散歩したような清浄な空気感や、
嵐の海に強風にあおられ、全身をまっさらに洗われたような
爽快感が味わえたりします。

挿絵のように楽しめる写真もあって
ほんとに美しいです。

気になる方は、是非手に取って下さい。



各書店でも販売していると思います。



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この記事へのコメント
ほーむぷらざの記事見ましたよ~。
とても読みたくなりました!
うちの夏男と娘は、図書館大好き親子で、たまに私におすすめの
本を借りてきてくれるので、今度探してきてもらおうと思います^^
1時間で読めるなんて、時間のない主婦向きですね^^b
Posted by Island Aroma at 2010年05月30日 22:07
>Island Aromaさん
読みたくなったでしょ?(笑)
是非是非読んでみて下さい。
Island Aroma家もキャンパー一家だから
きっと、この本気に入ってくれるはず。
図書館にも、必ずあると思います!
Posted by tingalatingala at 2010年06月01日 00:47
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